ニュートラルな姿勢
これは、体の姿勢、という意味ではなく、
仕事を含めたマインドセットの話です。
ニュートラルな姿勢、というのはなにかというと、
ある項目・事象に対して、中立的な態度を取る、ということです。
・定性⇔定量
・売上⇔コスト
・自信⇔謙虚 ・・・etc
などがあると思います。
これについて、人はある程度偏りがあると思います。
例えば、営業マンやモチベーションアップ指導をする方などは定性的な
話を重要視されます。逆に銀行員や会計士の方は数字をもとにした議論
(=定量)を好まれます。
この場合、偏りがひどいと、発する言葉が、
定性重視の人:やる気だ~!ガ~っとやるんだ!勢いだ!
定量重視の人:100%達成してくれ。数字で必ず説明を。
数字で悪い結果だからダメ。
と、少し極端かもしれませんがこうなります。
そうすると、項目・事象に対して多面的な見方ができなくなり
本質を見誤ることがあります。
そこで、両方の視点を持ちながら中立的な立場で見るのが重要です。
両方の性質を持って議論ができれば説得もしやすいし、納得も得られやすい。
ただし、完全に真ん中の立場をとることは難しいです。
AなのかBなのか、となったときにどちらもでありません、とは答えられない。
スタンスとしてはBだが、Aの観点も重要だ。となるのが理想でしょう。
今回、二元論的な話をしましたが、もちろん物事は全て極端に2つの性質
のみで語れないのですが、議論を簡単にするためそう致しました。