大阪の経営コンサルタントGMのブログ

経営・コンサルティング・仕事・人間に関することを中心に書いていきます。

ニュートラルな姿勢

これは、体の姿勢、という意味ではなく、

仕事を含めたマインドセットの話です。

 

ニュートラルな姿勢、というのはなにかというと、

ある項目・事象に対して、中立的な態度を取る、ということです。

 

二元論的な観点で話をすると、ある項目・事象に対して

 ・定性⇔定量

 ・売上⇔コスト

 ・自信⇔謙虚   ・・・etc

などがあると思います。

 

これについて、人はある程度偏りがあると思います。

例えば、営業マンやモチベーションアップ指導をする方などは定性的な

話を重要視されます。逆に銀行員や会計士の方は数字をもとにした議論

(=定量)を好まれます。

 

この場合、偏りがひどいと、発する言葉が、

 定性重視の人:やる気だ~!ガ~っとやるんだ!勢いだ!

 定量重視の人:100%達成してくれ。数字で必ず説明を。

        数字で悪い結果だからダメ。

と、少し極端かもしれませんがこうなります。

 

そうすると、項目・事象に対して多面的な見方ができなくなり

本質を見誤ることがあります。

 

そこで、両方の視点を持ちながら中立的な立場で見るのが重要です。

両方の性質を持って議論ができれば説得もしやすいし、納得も得られやすい。

 

ただし、完全に真ん中の立場をとることは難しいです。

AなのかBなのか、となったときにどちらもでありません、とは答えられない。

 

スタンスとしてはBだが、Aの観点も重要だ。となるのが理想でしょう。

 

今回、二元論的な話をしましたが、もちろん物事は全て極端に2つの性質

のみで語れないのですが、議論を簡単にするためそう致しました。