大阪の経営コンサルタントGMのブログ

経営・コンサルティング・仕事・人間に関することを中心に書いていきます。

経営コンサルは激務か?

経営コンサルは激務なのか?とよく聞かれますので

今回はそれについて書きます。

 

私の見解は、ひとことでいうと、

 

「できる人はそんなに激務ではない。」

 

です。

 

ただし、条件があります。それは、

 ①コンサル活動の設計(対象・範囲・工数・成果)が適切である

 ②目的に沿った業務遂行である

 ③パソコンスキルや資料作成が人より早い

上記3条件を満たしている人でも、そもそも仕事が好きでやっている、

もしくはプロジェクトの繁閑でどうしても夜中までやるときがある

場合は長時間労働となります。

 

基本的に3条件を満たしていれば、プロジェクトの繁閑以外では

終電も逃すような長時間労働にならないはずです。

 

超長時間労働になるのは、3条件を満たしていないとき、

すなわち、

 ・クライアントに約束した成果が現実離れしていて人員・時間を

  追加で投入しなければならないとき

 ・構想していた活動期間を超えそうになったときに無理やり期間内

  に収めるとき

 ・思ったような成果が出ない場合に追加で人員・時間を投入する

 ・プロジェクト終盤で順調だと思っていた進捗がどんでん返しに

  なったとき

 ・目的から外れた資料を作成している

  資料作成が目的になっており枝葉末節になっている、など

 ・パソコンや資料作成が遅い

  PCのタイピングが遅い、エクセルで手計算している等

  etc

これらの状況の場合は、若手のコンサルタントは死ぬことになります。

徹夜、もしくは日数追加になります。

改善できる部分もあれば、不可効力な部分もあります。

 

これは戦略・業務・IT・会計コンサルなどに限らず共通している

と思います。

戦略以外では徹夜の話はあまり聞かないかな・・・?

 

上の役職、いわゆるパートナーレベルになると、仕事を取って

くるのが仕事なので、実務はこなしません。

そうすると、そこまで激務ではありません。

普通の企業でもそうですよね。

その代り責任が伴うわけです。

 

今回は以上。

 

追記

地方へ出張して赴くスタイルのコンサル会社や、ハンズオン(現場に入り込んで

指導する)のコンサル会社は拘束時間や指導のための時間が比較的長くなります。