経営コンサルタント業とはなにか
まだそんなに記事を書いていませんが、
ふと振り返ると、本業の話がまだ出ていなかったので書きます。
そう、「経営コンサルタント業」についてです。
少し経営コンサルタントについて整理してみます。
①経営コンサルタントの定義は?
企業の改善を支援する人
②どういう風に企業の改善をするのか?
基本的な流れは、診断→問題点把握→改善策立案と実施→効果確認と改善策修正
が多い。
③どんなコンサル会社があるのか?
本やネットにいっぱい載っています。
企業形態別には総合系・IT系・会計系・戦略系・人事系・銀行系・日本系・・・
などがあります。
主に、戦略系ではボストンコンサルティング、マッキンゼーなどがあります。
③企業内にはいろいろな組織・仕事があるが、どこを支援するの?
本とかネットには、一般的な分類が載っています。
領域別・・・会計・システム・人事・戦略・物流・生産・販売・営業・・・
業種別・・・製造業・小売業・商社・通信・建設・流通・インフラ・・・
大体この領域or業種の切り口で企業を支援するケースが多いです。
④個人経営・法人組織に属する、どちらなのか?
9割は個人と言われています。1割はファームと呼ばれる
コンサル会社に属しています。私はファームに勤めています。
⑤年収は?
平均で7百万円ぐらいと言われていますが、定かではありません。
日本の平均年収が4百万ぐらいだとするとやや高めかもしれません。
⑥激務なのか?
激務です。激務ですが、一般の会社と違い、工夫やひらめきで仕事が進む
ケースもあるので、一概に言えません。
一流になるほど経験が増えてパターン化できるので加速度的に仕事は
速くなります。しかし仕事自体が好きな人もいるので長時間する人もいます。
(これはいずれまた取り上げます)
⑦どんな人が多いのか?
頭が良い・切れる人が多い、という一般的な印象があるようです。大体あたって
いますが、頭の良いというのをどう定義するかの問題があります。
記憶力が良い、のは頭が良いという定義ではありません。
(これはいずれまた取り上げます)
⑧対象とする企業はどんなところが多いのか?
日本の90数%が中小企業、業種だと半分以上が製造業ということを
考えると、ボリュームゾーンは中小の製造業、ということになります。
もちろん超大企業しか相手にしないコンサル会社もありますし、
中小零細を対象にするコンサル会社もあります。
私の感覚では、大体売上10億程度以下が中小企業、10億~1000億
が中堅、1000億以上が大企業、1兆以上が超大企業です。
いかがでしょうか。少し経営コンサルタント業が身近に感じられたでしょうか。
このテーマは続きます。