今ビジネスパーソンに最も足りないもの
最近、雑誌やビジネス本で流行っているのが、
どういうビジネススキルを身につければよいのか?
変化が激しくなる世の中で陳腐化しないスキルはなんなのか?
英語か?ITか?会計か?統計学か?プログラミングか?
こういう喧々諤々の議論が交わされているわけであります。
しかし、私は上記で挙げたスキルは少し的外れだと思います。
理系人材が不足して日本の科学技術力が危ぶまれる、などの議論もありますが、
私が最もビジネスパーソンに足りないものは、
「リーダーシップ」
であると思います。
これは日本のビジネスパーソンに絶望的に不足しています。
そして今後日本の発展にとって非常に危険だと思っております。
リーダーシップについてはまた触れますが、
私はこの力が不足していることに非常に懸念しております。
読書3
またまた読書に関する事柄です。
本を読んでいる人と読んでいない人とで、発する言葉でわかる
というのを取り上げてみたいと思います。
①本をあまり読まれない方
「本に書いてあることは聞きたくない」
「本を読んでも考え方が変わるわけじゃない」
「本を読んでも実践しなければ意味がない」
②本をよく読む方
「こういうことはよく本に書いてある」
「例えば〇〇の事例がある」
「新たな視点を身に付けることができた」
「△△はこう言った(偉人の言葉の引用)」
セミナーとかで話を聞くと、おおよそ世間一般の本に書いてある内容が多いです。
批判しているわけではなく、ある分野で10冊ぐらい読めば、いっぱしの一人前
ぐらいの知識は身につくわけです。
読書2
読書について書きます。
(いきなり経営に関する事柄でなくて恐縮です)
最近、1ヶ月で1冊も読書していない方が1~2割ほどいる・・・などのニュースを
見たりします。
これを見ると悲しくなります。
読書は、単に活字を読むということだけでなく、
「人と出会う」ことだと思います。
1冊読むごとに、新しい人と一人出会っているということなのです。
人と出会っていろいろな視点を学ぶ・・・ことについては、重要だと考えている方が多いですが、読書で人と出会うことについては重要だと思っていない方が多いのが残念です。
特に読書の場合、人と出会って会話するのとは違うことがあります。
人と出会って会話する(口から言葉が出る)のは、一言一句練られて・考えられて発されたものではないことが多いです。(悪い意味ではなくて、瞬発的に出る人の考えです)
しかし本の活字は、言葉を練って・考えられたものなので、その人の性格・考え・思考がわかります(=人と出会う)
ある意味、パッと出会って喋った人の考えよりも、読書1冊読んだほうがその作者の人となりがわかるかもしれません。
というか正直その人の考えは付き合いが多少長くなってもわからないケースも多いです。
そういう中で私が作った造語があるんですが、結構気に入っています。
You are what you read.
(あなたは何を読んだかによって形作られる)
さあ、明日からまずは1冊読んでみましょう!