大阪の経営コンサルタントGMのブログ

経営・コンサルティング・仕事・人間に関することを中心に書いていきます。

相手への尊重

今回は、相手への尊重を書きます。

 

これはどういうことか、というと

通常、人は

 ・自分の得意分野

 ・重要だと思うこと

で、他人を評価しがちです。

 

勉強が得意な人は、スポーツやってる人を勉強の視点で判断する。

逆も然り。

ファッションが重要だと思う人は、服装に頓着しない人を軽視する。

服装に頓着しない人は、ファッションじゃなくて中身でしょ、と言ったりする。

 

上記は、極端な例かもしれませんが、おおよそ誰でもそういう傾向はある

と思います。

この得意分野を持つ・重要だと思うことが悪い、といっているわけではありません。

 

それによって、他人を評価したり、他人の強みを見ない、といった

ことが(私の経験では)多く生じていると思います。

自分が得意なことがたまたま相手が弱かっただけで、相手には

相手の得意なこと・重要だと思うことがあるわけです。

(相手が得意なことが自分が不得意、というケースもあるはずです)

 

そこで最初に戻りますが、

相手の得意分野・重要だと思っていることに対しての「尊重」が

私は必要だと思います。

 

自分が得意なことは〇〇だ、でもあなたは△△が得意だ。

〇〇はもちろん重要だが、△△も同様に重要だと思う。

ただし、私は△△には興味は無い・私が取り組むべきではないと思う。

 

といった、相手に対する尊重です。

 

これが欠けてて、一方的にあいつは~が悪いからな!とか言う方が

いらっしゃいます。

(相手には相手の得意分野・重要だと思うことがあるはずです。)

 

話が少しそれますが、↑のような言い方をされる方の傾向として

自分を客観視できていない、というのが挙げられます。

 

自分を客観視できていないがために、相手の弱い部分・悪い部分

ばかりに目がいってしまう。

自分にも弱みがある点を認識していれば、相手の弱い部分に

対しても寛容や許容ができるはずです。

(相手の欠点や悪い部分は発見しやすいですから。逆に自分の

欠点は発見しづらいです)

 

今回はこれまで。