相手への尊重
今回は、相手への尊重を書きます。
これはどういうことか、というと
通常、人は
・自分の得意分野
・重要だと思うこと
で、他人を評価しがちです。
勉強が得意な人は、スポーツやってる人を勉強の視点で判断する。
逆も然り。
ファッションが重要だと思う人は、服装に頓着しない人を軽視する。
服装に頓着しない人は、ファッションじゃなくて中身でしょ、と言ったりする。
上記は、極端な例かもしれませんが、おおよそ誰でもそういう傾向はある
と思います。
この得意分野を持つ・重要だと思うことが悪い、といっているわけではありません。
それによって、他人を評価したり、他人の強みを見ない、といった
ことが(私の経験では)多く生じていると思います。
自分が得意なことがたまたま相手が弱かっただけで、相手には
相手の得意なこと・重要だと思うことがあるわけです。
(相手が得意なことが自分が不得意、というケースもあるはずです)
そこで最初に戻りますが、
相手の得意分野・重要だと思っていることに対しての「尊重」が
私は必要だと思います。
自分が得意なことは〇〇だ、でもあなたは△△が得意だ。
〇〇はもちろん重要だが、△△も同様に重要だと思う。
ただし、私は△△には興味は無い・私が取り組むべきではないと思う。
といった、相手に対する尊重です。
これが欠けてて、一方的にあいつは~が悪いからな!とか言う方が
いらっしゃいます。
(相手には相手の得意分野・重要だと思うことがあるはずです。)
話が少しそれますが、↑のような言い方をされる方の傾向として
自分を客観視できていない、というのが挙げられます。
自分を客観視できていないがために、相手の弱い部分・悪い部分
ばかりに目がいってしまう。
自分にも弱みがある点を認識していれば、相手の弱い部分に
対しても寛容や許容ができるはずです。
(相手の欠点や悪い部分は発見しやすいですから。逆に自分の
欠点は発見しづらいです)
今回はこれまで。